絶望…実習先編④
前に支援者が『権力者』になっていると書いたことを覚えているでしょうか。
実習先は、権利擁護を重要視しているのにも関わらず、本人達の意見や考えは支援者に誘導され、価値観の押し付けを受けていると感じた。
事業所で個別支援計画を作成している時である、本人達に確認はしているようだが…
運動をする
コミュニケーションをとる
掃除をする
アート活動やる
などなど、目標をあげるのは分かるが…
本当に本人がやりたい事なのかと疑問が出る。
書き方も『こう書いた方が良い』と指示していた。
理想の良い人や出来る人を目指すことが活動なんだろうか、もちろん就労支援事業所なので能力はつけなくてはならないが、やりたくない事を押し付けられている様にうつった。
正しい正しくないを言っている訳じゃない。
本人がやりたい事へ向けて活動しながら、対人関係や考え方、捉え方、スキルアップの能力を徐々に増やしていく方が負担は少ないと感じた。
これはあくまでも私個人の意見である。
言葉の表現は、皆同じにはならない…自由である。
人間なので、上手い下手はしょうがない。
提案はあって良いが指示は命令である。
管理する側や支援する側が見やすく分かりやすいようにと、自分達が管理用の資料に書くのは良いが、利用者の『人』を操作するのは望ましくない行動である。
余計なお世話、ただのお節介に過ぎない…ただの不愉快だ。
『距離感』が大事なんて立派なこと言っているが、相手の意見や考えを尊重した上で言ってほしい。。
いったい誰が、どっちが近すぎるんだという話しである。
『権力者』は恐ろしい、無断で他人の領域に入りコントロール始める。
人をコントロールする前に、自身をしっかりコントロール出来るようになってほしいものである。